日本語教育能力検定試験要確認資料リンク集(令和二年度用)


迫る試験日

とうとう試験日が迫ってきましたね…。
このコロナ禍で受験をあきらめる人も多いと聞きます。感染対策に気を付けながら一定のリスクを取って受験せざる負えない方のために、何かできないかなと思い、日本語教育能力検定試験で問われそうな統計資料のリンク集を作ってみました。
試験前に確認するのにご利用ください!

では、長くなりましたが以下URLです!

1, 法務省:令和元年末現在に於ける在留外国人数について


・在留外国人数全体で見れば20万人以上増加、過去最高となっています。
・国別では、引き続き中国が1位ですが、ベトナムの伸びがすごいことになっていますね…。資料の表3を見ていただくと、ベトナムは技能実習と家族滞在の枠で大幅に増えていることが見て取れます。その次に伸びたインドネシアは技能実習と技術・人文知識・国際業務で伸びているようです。あくまで予想ですが、次に統計取る時は家族滞在も伸びそうな気がしますね。
・在留資格別では技能実習と技術・人文知識・国際業務の伸びが20%以上となっています。
ご存じだとは思いますが、特別永住者というのはその条件から、今後減ることはあれど増えていくことはめったにない在留資格になりますので、特にここを暗記しておかなくてもいいのかなと思います。
・都道府県別では、上位5都道府県がすべて増加傾向にあります。


2, JNTO(日本政府観光局):訪日外客統計

資料 ご自身で見たい月のものをご覧ください

・コロナの関係で、99,X%減などになっているので出題はされないかもしれませんね(笑)
もし出題されるなら外務省のレジデンスラックの運用方法などですかね?こんな直近の話題出るかな?と思いつつ、一応URLはつけておきます。


3,厚生労働省:「外国人雇用状況」の届出状況まとめ


以下、HPに掲載されているポイントです。
【届出状況のポイント】
○ 外国人労働者数は1,658,804人で、前年同期比198,341人、13.6%の増加(平成19年に届出が義務化されて以降、過去最高を更新)
○ 外国人労働者を雇用する事業所数は242,608か所で、前年同期比26,260か所、12.1%の増加(平成19年に届出が義務化されて以降、過去最高を更新)
○ 国籍別では、中国が最も多く418,327人(外国人労働者数全体の25.2%)。次いでベトナム401,326人(同24.2%)、フィリピン179,685人(同10.8%)の順。対前年伸び率は、ベトナム(26.7%)、インドネシア(23.4%)、ネパール(12.5%)が高い。
○ 在留資格別では、「専門的・技術的分野の在留資格」の労働者数が329,034人で、前年同期比52,264人、18.9%の増加。また、永住者や日本人の配偶者など「身分に基づく在留資格」の労働者数は531,781人で、前年同期比36,113人、7.3%の増加などとなっている。

4,国際交流基金:「2018年度 海外日本語教育機関調査」

資料 多すぎるので、ご自身で必要なものをDLなさってください。

・個人的にはP.9から見ておけばいいのかなと思いますが、この調査は3年に一度実施されるもので、次回の更新は2021年になります。よって、試験の出題も三年目の今年は出るのか出ないのか、出てもコアなところが問われるのか…。ちょっと読めないですね。
私が受験したときは、ちょうど2017年の三年前なのですが…どうだったかな…。
・教育機関の増加は南アジアが1位。ただ、増加しても韓国/インドネシア/中国の教育機関だけで全体の4割を占めているので、伸び率と実際の割合は要確認が必要ですね。
・学習者の増加はアフリカ/北アフリカが大幅に伸びましたが、中国/インドネシア/韓国だけで全体の半数越えです。
・教師の増加は東南アジアが1位ですが、中国/韓国/ベトナムだけで全体の半数越えです。
・学習理由は前回に引き続き「「マンガ・アニメ・J-POP・ファッション等への興味」が 66.0%でトップです。クールジャパンってやつですね。最近は鬼滅の刃なんかも流行っています。うちのクラスも休み時間中「紅蓮華」をうたっている学生の多い事…。
・地域別は特にアジアを注視しておくとよいかなと思います。


5,文化庁:令和元年度国内の日本語教育の概要


・個人的に非常に大事な項目だと思います。絶対に見ておいて損はないと思います。全文読まなくてもパンフレットには必ず目を通してください。昨年度末、このブログでもパブコメのご案内をしましたが、文化審議会国語分科会の日本語教育小委員会が活発なので、ぜひ。試験に出なかったとしても、今後日本語教師がどういう立ち位置で動いていくのか、国内でどんなことを求められていくのか、方向性を決めているのはここなので、国内での勤務を希望される方や、外国人児童の日本語教育に携わりたい方も、ご自身のためにもぜひご覧ください。どんなお話しているのか、議事録はここにあります。


6,文部科学省:「日本語指導が必要な児童生徒の受入状況等に関する調査(平成30年度)」の結果について

資料 報道発表 / 普通の

・日本語指導が必要な児童生徒数は、 6,812 人増加で50,759 人
・日本語指導が必要な”外国籍”の児童生徒数は、6,150 人増加40,485 人
・日本語指導が必要な”日本国籍”の児童生徒数は、662 人増加10,274 人
・何かしらの日本語指導を受けられている児童数は前回より増えている
・外国籍児童の母語はポルトガル語、日本国籍児童の母語はフィリピン語が多い
・高校の中退率は全高校生より7倍も高く、非正規就職で9倍、進学就職共になしが約3倍。進学率は6割程度


7,厚生労働省:外国人技能実習制度について


私はあまり詳しくないので言及はしませんが、一応載せておきます。


8,厚生労働省:インドネシア、フィリピン及びベトナムからの外国人看護師・介護福祉士候補者の受入れについて


こちらもあまり詳しくないので言及はしませんが、一応載せておきます。


最後に

当日体調がすぐれない方は受験を控えるようになさってください。
検定に合格できなくて、日本語教師になるのが一年遅くても、結局今は留学生が入ってくるのに時間がかかるので、急がれなくても大丈夫です。
うちの学校でも入国は早くて年末、遅くて年明けを予定しています。
まずはご自身のお体を優先なさってください。

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